「未来のビジネスを拓くセミナー」を開催しました。
9月24日(水)、福井駅前のFWIスタジオで、「未来のビジネスを拓くセミナー」を開催しました。
講師には(一社)住宅開口部グリーン化推進協議会(AGW)事務局長・山岸史成氏と、福井工業大学・阿部修也准教授をお迎えし、住宅業界の未来を見据えた貴重なお話を伺いました。
〇AGWの取組みと展望
2022年設立のAGWは、全国870社・者が参加する急成長中の団体です。2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、住宅開口部(窓回りなど)の省エネリフォームを中心に調査・研究、政策提言、普及啓発を展開しています。
山岸事務局長からは、行政との連携事例やAGWの活発な活動内容、「開口部グリーン化診断士」制度の創設など、業界リテラシー向上への取組みが紹介されました。
また、「住は聖職なり」という言葉をご紹介いただき、住宅業界に携わる者の誇りと使命感を再認識する機会となりました。
今後、AGWの活動の輪が一層広がるよう、頑張ってまいります。

〇AIによるエアコン制御の最前線
阿部准教授からは、㈱天晴データネットおよびOOKABE GLASS㈱との共同研究「AIを活用したエアコン制御システム」について報告がありました。
AIが天気予報や過去データをもとに室温変化を予測し、先回りしてエアコンを制御することで、省エネ効果や快適性の向上、熱中症・ヒートショック予防などが期待されています。福井市内の民泊施設で実証実験が進行中で、成果が楽しみです。

組合では、今後も住宅開口部を中心に、福井の未来を拓く挑戦を応援してまいります。