福井県板硝子商協同組合が福井市長と面談 「窓断熱補助金」創設を要望|福井県板硝子商協同組合

福井県板硝子商協同組合が福井市長と面談 「窓断熱補助金」創設を要望

福井県板硝子商協同組合 理事長 大壁勝洋は、2025年6月17日に西行茂福井市長と面談を行い、地域における省エネルギー化の現状及び具体的な要望を伝えました。

理事長からはまず、既存住宅の断熱性能を高めることを目的とした国の補助制度「先進的窓リノベ事業」に関して、都道府県別のストック住宅100万戸あたりの申請戸数で福井県が全国1位であること、さらにその8割以上が内窓設置による申請であるという、窓の断熱化ニーズの高さを紹介しました。

一方で、全国行政の省エネルギーに関する補助金は775件あるにもかかわらず、福井県はわずか1件のみという状況を報告し、福井市内における省エネルギーに関する取り組み強化の必要性を強調しました。

また、全国一高い電気代に直面している福井市においてこそ、家庭でのエネルギー消費の大きな割合を占める窓の断熱化は喫緊の課題であるとし、市として独自の「窓断熱補助金」制度の創設を要望しました。

これに対し市長は、国や他自治体の補助制度を詳細に分析し、福井市民が利用しやすい最適な補助制度の可能性を検討すると前向きな姿勢を示されました。

今後も当組合は、地域の皆様の快適な暮らしと持続可能な社会の実現に向けて、行政との連携を深めてまいります。
 

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